極東最前線

Friday, October 21, 2005

曖昧三昧

皆さんは何か一つでも間違っていないと自信を持って言えることをお持ちですか?
私は残念ながら持ち合わせていません。

全て自信がありません。そう全て。オール。

この世にあるものって、何だかんだで誰かが作ったもののような気がしてなりません。
お勉強なんて特にそう。
あ、先に言っときますけど、私が学生で只ひたすらお勉強が嫌いで、学校なんて教科書なんて、
ましてや先生様の決めた教えに則って自分を走らせるのなんて厭だ。俺は俺の意志で動いてやるさ。
とかいう意識で『お勉強なんて特にそう』って言ったわけではないので悪しからず。

いや、しかしお勉強なんて特にそう。
何で、学校でするお勉強って無駄が多いのでしょうね。
皆さんも一度は感じたことがありますよね。

 直線Ln:y=x/ny軸およびx軸に平行な直線y=m(m>0)で囲まれた領域をDnとする。
 Dnの周上の格子点および内部の格子点の数をあわせたものをP(n)とする。
 Dnの面積をM(n)とする。
 このとき、 lim_{n→∞}M(n)/P(n)は収束するか。
 収束しないならばその証明を、 収束するならばその証明と極限値を求めよ。

自信を持って言ってやる。
一生使わん。

いや、お勉強するのが悪いとは言わないのですが、もっと他に体得しないといけないことがあるのではないでしょうか?
私は思うのですが、基本的に今役立ってる学校の授業とは中学までのようです。
そこから上は殆ど自己満足。完全にマスターベーション。
道徳とかをもっと増やしましょうよ。
ちなみに私は小学校の時道徳の科目で通知票に1がついた鬼畜です。
何処の何奴に聞いても、道徳のテストがあった学校なんてウチだけでしたよ。
全くどうかしてる学校でした。完全に洗脳教育。
『道徳が悪い』って説教されるのって…
今なら狂う自信があります。
やっぱり学校教育で道徳の授業増やすのやめてください。
お願いします。文部科学省。

話は逸れましたが何がリアルか。
全ては『つもり』で始まり『つもり』で終わっているような気がしています。
生きてるつもり、自分が此処に居るつもり。
Blog書いてるつもり、一生懸命のつもり。

もしも皆さんの目の前にある現実が、ある時嘘だとなったらどうしますか?
怖いですよね。
今皆さんが見ているパソコンがいきなりなくなるんですよ。
今までが見てたつもりっだったんです。
実はそこにはパソコンはなくて、混沌だけがあるんです。
そんなことが日常茶飯事起こるのです。

もう疑惑しかもてなくなりますよね。
疑い、狂気し、挙げ句の果てには自分が生きてることすら疑問に思う。

なんて事はかなり極端な話ですが、
少なからずそういう事ってあるんじゃないですかね。

自分はー仕事とかーめっちゃーマジでーがんばってるしー誰よりもー本気やしーなんたらかんたら…
とか言ってるところに、自分より忙しく本気でやってる人間とかが現れたら、
自分は今までがんばってるつもりでいたに過ぎなかったんだと痛感しますよね。

皆曖昧なんです。
自分の事すら解ってないのに、他人の事なんて勿論解らない。
ましてや自分が産まれる前の事なんて、教科書読んだだけで理解してるつもり。
それがデマだったら、また自分が儚くも教科書如きを信じてしまったんだと落胆する。

まず疑ってかかりましょうとは言いませんが
すこし疑問を抱いて生きていってはみませんか?

違ったリアルが見えてくるかもしれませんね。


最後に詩を紹介します。


 『アタックヘッド』

 17秒3

 俺のアタックヘッドは

 自信も詩人も募集中

 一人応募してきたが

 すぐに帰っちまった

 だって俺たち

 どっちが幸せかなんて

 とてもじゃないけど

 自分じゃ言えない


       ⓒDynamite K


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