極東最前線

Friday, November 11, 2005

世界は一つ

罵倒を以て他人を嘲笑う事勿れ。
己の哀れみにも只々見過し
感情を蔑ろにする事の愚かさに
無尽蔵に己の極彩色を真の感情とする事勿れ。
情報を鵜呑みに、又は安売する事勿れ。
多数派を肯定する事勿れ。
絶対など存在しない。
私は認めない。

根本的に己に根付いた感情というのは、何時まで経っても変わらないものなのですね。
楽しめるものには心から楽しむことができ、
腹の立つ、苛立ちを起こす現象にはいつまで経っても苛立つ。
進歩がないのでしょうかね。

以前にも同じ事を書いたかもしれませんが
皆さんは、他人のことを100%理解できていますか?
隣にいる人のことを分析しズバリどのような人間であるか答えることが出来ますか?

私には未だ出来ません。

悟ってもいなければ、何かを達観したわけでもないからです。
他人の事を決めつけるときは、それなりの覚悟を以て決めつけなければ、と常に感じております。
表に出す顔だけをその人の100%と決めつける、是いかに。

「あいつはそういう奴だ」
「あんたはそれしかできない」
何を解った気になっているのでしょうか?
暢気な御託だけを並べて、生活の小さな事だけに勝ち負けを見いだすことに、
いったい何の意味があるというのでしょうか?
何を以て、優劣を判断しているのでしょうか?
己の儚さを露呈して、自分が特別な存在であるなんて勘違いは
儚さ、愚かさに拍車をかけるだけですよ。
皆も、特に私も。

視野を広げましょうよ。
世界観を広げましょうよ。
小さく成り下がってて、あなたは満足するのですか?
いや、満足ならそれでいいです。
もう何も言う事はないです。はい。

私は日々、仕事などをしている際に
「しんどいやろ?」とか
「大変やなぁ」とか言ったことを時々耳にします。

しかし、実際にしんどいと思ったことはありません。
徹夜が続いていても、別段しんどいと思ったことはありません。

だって小さな事じゃないですか。
世界では貧困に喘いでいる人間も沢山いるし、
ショッキングな現象に遭遇している人間も沢山いるのです。
仕事が忙しいくらいでは、まだまだしんどいとは言えないですよ。
言うのは烏滸がましいですよ。
真実の苦しみとは、我々の想像を絶するものですよ。

ビジョンが狭い人間を目の当たりにすると
正直嫌気がさすし、呆れます。
挑発には乗らんぞ、と。
いい加減にしてくれ、と。
競争社会が生み出す脱落者は
新たな怒りと闘争を生み出していきます。
皆さんは脱落者を生み出したいですか?
怒りや闘争、憤りの蔓延する世の中で生活していきたいですか?

私は厭です。

みんなが一つに成れればいいのに、と強く感じます。
みんなが一つの感情の元に、同じ感情を持って生活できればどんなに楽なことか。
「阿呆か。そんなんできるわけないだろ。貴様、狂人か。」
と私のことを思うかもしれませんね。
只、何故出来ないと言い切れる?
根拠は?みんなが様々な感情を持って生活していると知っているからですか?
そんなん私も知っています。
私は其れをも超越して「一つに成りたい」と今言っているのです。
共産主義とかキューバ的思考とかの話ではなく、
精神的、物理的にも一つに成りたいね、というお話。
理想です。私の。

その理想に対してとやかく言われる筋合いは無いですよ。
理想を述べることすら迫害されるようであれば、
私は二度と理想を述べることなく、感情を押し殺して生活していくでしょう。
感情を抹殺されることがどれだけ苦痛か、
皆さんも少なからず、同じような経験が有るのではないでしょうか?

それとも、私の追い求めていることが皆さんと懸け離れすぎているのでしょうか?

苛立ちを挙げればキリがありません。
疑惑は耐えることがありません。

只、一つ言えることは、
私は常に苛立ちを隠しているし、
怒りと楽しみを隠蔽していると言うこと。
未だ振りかざす期は熟していないということ。
いつか爆裂してやるから、首を洗って待っておけ。
全人類に警告。

あんたが生きるも死ぬも、あんた次第だ。


0 Comments:

Post a Comment

<< Home