極東最前線

Thursday, December 01, 2005

董狐の筆キャンペーン

苛立ちと腹立たしさ、皆さんはどちらが多いですか?
似たような感情なのですが、少々ベクトルが違いますよね。

苛立たしさ、簡単に言えばイライラすると言う事なのですが、
つまりは自分と外部との温度差があるが故に、必然的に其処に生まれる疎外感。
価値観の相違による自尊心という名の我相。主観的観念論。
そして其れを外部に放出する事が何らかの理由により不可能とされた成れの果て。
即ち、苛立ち。と成るわけです。
没却できずに内包してしまう訳なのです。

カチンときた現象に対して、自分にも少なからず非がある時や、
ヴィジョンの偏った人間などを目の当たりにし、ウンザリした時、
社会的に没した狂人(つまりは社会的、世間的に上の立場と呼ばれる類の人間)に、
何かしらの罵倒、圧力をかけられた時。等々…。
イライラのパターンにもいろいろありますが、つまりは納得できないと言う事。
解せない事象に、手も足も出ない。

感じる事は多々あるが、口を出したら私の負けだ。
そう思うようにして抑えるようにしています。挑発には乗らんぞと。
私で止めるようにしているのです。社会貢献なのです。

『貴様が汚したこの水を、海まで流して為るものか』By Katoh The Nora

苛々の果てにはいったい何があるのでしょうか。
未来永劫などは到底期待できないのでしょうね。
在るのは醜態。朽ち果てる迄。

私が口論などの類で口を出してしまうと、ヒートアップしすぎてしまい、
醜い姿と成り果て、揚げ句は人を殺めてしまうかもしれない。
感情を押し殺しすぎたがばかりに、自分でもどうなるのか解らない。
人を殺害するくらいなら、自分が死んだ方がマシ。
未だ誰一人として殺めていない、一つの奇跡です。

俺はアンタを殺した。
だがアンタが殺されたってことは、アンタが俺を殺しかけた、若しくは殺しそびれた。
そういうこと。
だから勘違いすんな。ぼけ。
殺されたアンタの遺影見ながら「可哀想。若いのに。」とかをぬかしては、
俺に向かって、やれ狂人だ、やれ原爆ボーイだとか。
ぬかして勘違いすんな。唐変木。
アンタが悪いんだよ。
俺はこんなことしないのよ。普段は。
手足を全部切断して、でかい壺の中に顔だけ出るように押し込んで、
達磨状態にした揚げ句、選挙事務所にそっと違和感なく置いておく。
そいで当選確実の知らせと同時に、そいつの眼は墨汁で真っ黒おめめ。
墨汁と鮮血との夢のコラボレート。フューチャリング壺。
其れ見てはばんざーい、ばんざーい、さつりーく、はちのーす、と。
民衆のばんざーいの声にいい感じにハモるように半音上げたり下げたりしてみました。
相づちは、日本兵(Hey!)、横井(Yeah!)、空軍(In The Sky!)みたいな即興。イカす。
の様なそんなこと、普段の私はしませんのよ。おほほ。
今回?今回は貴方が悪いのですもの。うふふ。
普段の私は、小粋なガーデンテラスのあるサロンで、セイロンティーをやりながら、
文学に勤しむ、極めて節操のある人間ですのよ。
女性セブンの話しか出来ないわけではないのですわ。おほほ。
みたいな奴が俺。極めて尋常。
『大根は葉っぱまで料理して食べるのですよ』という家庭科の先生から教わった教えに
道徳、質素倹約、エコロジストの精神を見いだしたのを思い出し、
切り落とした腕足をミンチにしてドックフードに混ぜて家畜に喰わせる。
こんなエコで家畜想いの男が何処にいます?
私、俺。エコノミスト。
だから勘違いすんな。ぼけ。
俺は優しい子なのよ。普段は。今は。
紛れもなくゆとりと慈悲に満ち溢れた男の子なのです。
キャンペーン実施中です。
『怒り、嘆きの矛先キャンペーン』の幟を路上で掲げ、
皆で俺を木瓜だ阿呆だと罵る連中の感情の矛先を変えませんか?
真実を見つめる勇気を皆に教えてゆきませんか?
うそっぱちを崇拝する愚民に我々が制裁を加えるときがきたのです。
立ち上がるのです。
銃を拡声器に持ち替え、声高らかに我々の賛美歌を歌うのです。
キャンペーン実施中です。
今なら粉末アルコール10年分をプレゼント。

とか言う事に為ってしまいそうな気がして怖いですよね。
苛立ちでヒートアップだけはしたくないですね。

また、腹立たしさとはこれらのような事が外部に放出することが可能な様。
つまりは苛立ちの後、又は前にくっついてくるセット販売。バリューセット。
お得感は無いです。

苛立たしさ、腹立たしさどちらにも言える事が

どちらも体に悪い

と言う事。
たまんないですよね。
最近胃が途轍もなく痛いのですが、何なのでしょう。
何も食ってもいないのに吐いたり、
眼が何も見えなくなるくらいに霞んだりと異変が多発しています。
苛立ちと関連性が在るのでしょうか?
もう少し自分を観察してみる事にします。

また明日も皆さんに笑顔で接するように心がけます。



0 Comments:

Post a Comment

<< Home